パンにも色々あるぞ!

本当のパンは小麦の香りがゆたか。

 

パンはこれを主食とする外国から輸入された食文化なんだけど、終戦直後の日本は円安。

そんな国がたくさん小麦を使う、本来主食として使うレシピに沿って、小麦を大量に使うことなどかなわぬ夢であったと思う。でも、その窮状をしのぐような演出が出てきた。

 

それが、大手から発売されている殆どの製品だ。

特に、最近では発酵工程のイースト菌等を色々工夫したのか通常の数倍くらいの膨らみを得られるもの。見た目も大きくなって、原価は安いし、売る方としては言うことなし。

 

でもね、香りと食感はだませないのだ。

食べてみれば直ぐわかる。小麦の香りが薄い綿菓子みたいなパンと、噛み応えからして全く異なる主食になり得るパンの二種類があるのだ。

 

熟成を通常の数倍とか言って異常なまでにふっくら膨張したパンを演出であるかのように説明するメーカーもあるので要注意な時代になってきた。

みなさん、お気をつけ下さい。安いパンの殆どは偽物のパン。

でも、一部には真面目なパン屋もある。この程度であることを良く認識した上でパンを買いましょう!一番良いのは、パンを主食とする国へ海外旅行すること。その国の空港でサンドイッチでも良い、ベーグルでも良いから食べてみよう。全く違うから!

 

 

下の映像は、機動戦士ガンダムの最終局面でギレンが放った言葉。

「徹底的に打撃を受けた連邦軍に、いかほどの戦力が残っていようと,それは既に形骸である。

 敢えて言おう、カスであると。」

この発言はガンダムにおける名言のひとつなんだけど、カスと言えば現代のカスもあるもので。

 

ギレンだって、大手と言われる某社のパンはもはやパンではない。カスであると言うに違いない。

「徹底的にコスト削減したパンが、いかほどの大きさであろうと、それは既に形骸である。

 敢えて言おう、カスであると。」

 

フンワリ食感とか色々表現しているけれど、小麦が本来持つタンパク質による香りが漂っていない場合は、ニセ物だと思って良いと思う。本物のパンを知らない人が多いから、国内市場ではニセモノのパンがあふれだす。みんな、本物のパンを食べてないんじゃないか?