イル・ペンティート IL PENTITO(ローマピッツア、代々木)〜死ぬまでに食べておけ〜

敢えて言おう、逸品であると!

お店の名前はローマピッツアのイル・ペンティート( IL PENTITO)。

ピッツァはざっくり三種類あり、ローマピッツァ、ナポリピッツァ、シカゴピッツァ。

 

その内、このお店はローマピッツァを楽しめるお店です。

上の写真のように生地が薄いので、初めて見るとびっくりします。

ローマピッツァの魅力は生地のサクサク感

ズバリ、生地のサクサク感こそ一番の美味しさ。

 

ローマピッツァに戻ると、生地を食べるというより具材の存在感があるピッツァ。

 

でも、一番の魅力は薄い生地を焼きたてでサクサク食べる心地良さです。

この味覚体験は病み付きになりますよ。

 

シェフが石窯をローマに行ってお願いしたというから、窯に対する拘りも伺えます。

その窯だから実現したサクサク感なんだと思います。

 

ひとつ注意点があるとすれば、冷めやすいこと。

 

生地が薄いので早く冷めてしまうんです。

 

だから、テーブルに提供されたら、さっさと食べちゃいましょう!

 

ビールやワイン等自分の飲みたいお酒と一緒に胃に流し込みましょう! 

シカゴピッツァとは全く違う

シカゴピッツア
シカゴピッツア

上の写真は典型的なシカゴピッツアです。

このピッツアは極厚生地の噛み応えと小麦の香りを楽しむのが極意です。

 

でも、極薄生地のピッツアのクリスピーな生地はこのピッツァのみです。

この薄い生地のピッツアは店主のような技術が無いと作れません。

こういうお店は少ないので、東京の代々木に行ったら是非食べて欲しい。

 

あぁ、ローマピッツアの写真を見ると、もう一度食べたくなるー。

ピッツァの生地の厚さの理由(諸説あり)

生地の厚さ諸説あるかも知れませんが、調べた限りでは以下二点のようです。

  • 生地が薄い理由はローマ人が夕食後にお酒を飲むときのつまみで食べだしたのが始まり。
  • ナポリピッツァは、労働者が主食として食べ始めたのが起源
  • ローマピッツァとは役割が違うので生地の厚さに違いが出た。

一方、シカゴピッツァの極厚の生地の理由はさっぱり分かりません(笑。 

お店の住所と定休日

住所:東京都渋谷区代々木3-1-3 AXIS1F(JR代々木駅西口から徒歩10分弱)

電話:03-3320-5699

定休:日曜、月曜

 

JR代々木駅から500メートルほどの距離なので徒歩10分。

小田急線南新宿駅からは200メートルなので徒歩5分。

 

どちらの駅からお店に向かっても、たいした距離ではありません。

店舗入口

下の写真に載せたピッツァは全て美味しかった!

何を頼んで良いか分からない場合は、下の写真を女将さんかシェフに見せたら注文は通じるはずです。

季節限定のピッツァだったらすみません、諦めてください。

 

下の写真は店舗入口。

繁盛しているお店は、店舗外観を見ただけで、他のお店とは違う何かを期待させます。

このお店も同様に、コンクリートの外観はまるで現地のような雰囲気があります。

店舗入口
店舗入口

ピッツァの紹介

下の写真は4種チーズのピッツァだったと思う。

ワインを飲みすぎたのか記憶が少々曖昧なのでご容赦頂きたい。

この薄い生地にたくさんの具材を少しずつのせて焼き上げた様子がわかりますか?

薄い斑点に見える具材、チーズ、緑色のスパイスらしきもの、そして焼き上げた後にたっぷりかけられるオリーブオイル。このオイルを美味しく感じたきっかけは、このお店です。

オリーブオイルは調味料だ。そう感じたのはこのピッツァが始まりです。

4種チーズのピッツア(だと思う)
4種チーズのピッツア(だと思う)

下は卵をのせたピッツァ。

チーズと卵と何やら穀物の実らしきものがのせられたピッツァ。

最初に想像していたよりも、卵はとろーり、生地はサクサク、チーズは卵と相性が良いことなど色々考えさせられたメニューでした。

これもお勧めです!

卵のピッツァ
卵のピッツァ

次の写真はアンチョビ入りのピッツァ。

きつめの塩が効いたアンチョビで、かくも楽しいピッツァになるという好事例です。

他店で食べるアンチョビピッツァとの違いは何だろう?

おそらく、具材も違うのだろうけど、焼き窯の温度が違うように思う。

このお店は高温で1-2分の焼き上げなんだけど、他店は生地が厚いので4-5分焼くんです。

この違いも大きいと思った。

アンチョビの入ったピッツア(これも美味しい!)
アンチョビの入ったピッツア(これも美味しい!)

まとめ

本当に美味しかった!

イタリア人も驚くほどの美味しさだと思います。

シェフの技術あってのローマピッツァなので、類似店はありません。

 

本物を食べてみたいという人は、まずはこのお店へ行こう。

他のお店のピッツァは、シェフの技術が足りないだけでなく、食材や設備投資を削っていることがわかると思う。

とは言っても、安いだけのピッツァにもピッツァの市場を広げるという役割もあるので、間違ってはいない。

 

でも、本物のピッツァを知らずに死んでしまってもいけない。

 

死ぬまでに食べておけ、と言いたいお店のひとつです。

いっそ現地に行って食べてみるか!?H.I.S. イタリア旅行
いや、そんなことできるのは、ドラえもんのスネ夫一家とか、こち亀の中川くらいのか?

飲みたいイタリア産ワイン

カルピネータはDOCGのキアンティ。

旨味を伴いながら、きめ細かいタンニンが特徴。

料理を邪魔しない一本です。

続いて、サンタゴスティーノはシチリア産ワイン。

メロン、或いは桃を想起させる甘く繊細な香りが特徴。

世界的に有名で人気も伴うブランドです。