シリアル番号で生産国、生産時期がわかる
ヒューレット・パッカード社の金融電卓、HP12C Platinum を買った。
米国産ではなく、海外生産のモデル。シリアル番号が「CNA243****」。
ということは中国生産品、2012年の第43週に生産されたもの。
それはさておき、何と言っても、金融計算が簡単なのが良い。
投資利回りや、金利負担、配当ありの時の株式投資利回りも計算出来るので便利。
エクセルの財務関数を手打ちする感覚に近いのが便利だね。
エクセルが動くパソコンを常に携帯しているわけではないので、カバンからサッと出せる小型電卓で計算出来るのはとっても重要。
住宅ローンを計算する
家のローンの支払いを計算するのは、勿論10秒もあれば計算できる。
しかも、単利や複利も設定出来るので本当に便利。
エクセルで元利均等払いのローンを計算する関数[PMT]があるけれど、その計算をHP12Cでやると以下のようになります。
[計算例]
三千万円を、年利2.1%、35年払い、元利均等払い。毎月の支払額は？
30,000,000 [ PV ] 借入額を設定。
2.1 [g] [ i ] 年利2.1%を毎月複利設定。
35 [ g ] [ n ] 35年間、合計420ヶ月払いを設定。
[ PMT ] 毎回の支払額の計算を指示。
すると
-100,925.3568 と出る。毎月10万円程度というのが分かるんですよ。
一瞬です。この計算を手のひらで出来るのが最高。
更に言えば、プログラムも出来る。30年前にはあったポケットコンピューターを彷彿とさせるようなプログラム計算が出来る。Basicではなく、キー操作を記憶させる方法なので、限界はあると思うけど、メモリをうまく使うと案外馬鹿にできない計算も出来る。
道具であるけれど、同時におもちゃでもあるような電卓。
意外だったのは、RPNモードの計算が想像以上に便利だったこと。
色々いじり倒して、レビューしよう。
電卓関連ログ
| HP 12c 金融電卓 F2230W | ||||
|
