iPhoneでは難しい写真を撮ってみた。
デジ一眼カメラをマニュアルモードにして、絞りを開放し、何度か撮影した中から、イメージ通りのものを抜粋したもの。キーボードの右側から左側にかけたボケ。こういうのはiPhoneでは難しい。
iPhoneでは難しい理由は、光量の少なさと焦点距離の短さが原因。
光量はF2.4とか言われるiPhone4Sレンズだけど、所詮数ミリのレンズで集めた光にすぎない。だから明るい環境なら超小型F2.4のレンズで間に合うけれど、少しでも暗いと急激にパフォーマンスを落とすことがわかっている。
上の写真はNikon D3100についてくるズームレンズキットで撮影。
F3.6にして18〜55mmの標準キットで撮影したもので、特別に何か操作したものではないけれど、デジタル一眼ならではの写りが感じられるもの。薄暗いはずなんだけど、絞りはほぼ開放値、そしてボケが出るという具合。
下の写真はiPhone4Sで撮影。
明るいせいかボケない。
とはいえ、暗くなるとノイズが目立ってしまい、比較するのも気が引ける。
キーボードの右端がボケるけど、どうにもボケ方が雑。
何とも画質が荒く、ノイズが出てしまう。
この辺りはiPhoneの限界。デジ一との違いを圧倒的に感じる次第。
わかりますか?両方見るとボケ味、画質、ノイズの三点が圧倒的に違うことを。