ホームベーカリーで小麦の香りを楽しもう! 〜自作のパンは最高〜

ホームベーカリー機で作ったパン
ホームベーカリー機で作ったパン

スーパーマーケットに美味しいパンが無い!

噛むと小麦の香りのするパン、噛み応えのあるパンが店頭に無いからホームベーカリーで作って食べています。

 

この食パンを食べている時の記事はこちら。

シンガポール2017冬(8) カヤジャム 〜TOAST BOXで購入〜

ちゃんと食パンになっているんですよ。

上の写真のように角が取れた形ですが、耳は厚くないので食べ易いですね。

 

日本で美味しいパンは、メゾンカイザー、Paul、DonQ、タカキベーカリーのバゲット、そして、一部の個人経営のベーカリーストア。

個人経営者のほうが、美味しいのに安く、小麦の香りのする正当なパンを作っていることが多いと思うのは気のせいでしょうか?(違う気がする)。

因みに、八天堂のようにデザートとして販売する製品は別です。

通常、パンはでんぷん質とタンパク質、脂肪でできていますが、 冷やすとでんぷん質が固くなってしまい、食感がゴワゴワしますが、八天堂の場合はある原料を入れることで、冷たいのに保湿したままを維持するようにしています。

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なぜ過発酵のパンが多いのか

サンドイッチやホットドッグ、ベーグルのように主食を担えるパンは日本には少ない。

デニッシュ、メロンパンといった菓子パンはあるけれど、バゲットや食パンに至っては力不足。食べても小麦の香りが無いので、気の抜けたコーラのようです。

 

でも、安く提供しようとすると、過剰に発酵させて「大きく」するのが一番なので、同じ小麦粉の量でもたくさん製品を作るようになってしまうことが原因かもしれません。

とは言っても、海外のパンを食べていないことも影響していると思う。

 

パンといっても欧州は主食として食べてきたし、米国も同様。

日本の場合は、第二次世界大戦後に戦勝国が小麦を売らんために学校給食にパンを導入したことがきっかけなので、そもそもパン食の歴史は浅い。

 

戦後の食糧事情はとても窮屈なので、少ない小麦粉で大量のパンを作る必要があったと思うけど、その方法が現代にまで続くのは如何なものかと思うのです。

本当のパンを食べたいから作る

だから家で自作。

ひとつ300円も払えば美味しいパンはあるけど、そんな高いのは毎日は食えない。

 

色々探したけれど、近隣の店では決め手にかける。

食パンの香りと歯ごたえ、クロワッサンのサクサク感と香り。

この二点がしっかりしていれば候補になるんだけど無い。

 

焼きたてを訴求するだけで一個200円以上とはこれ如何に?

食べたけど価格に見合う味覚体験は得られず、仕方ないので作るといった流れ。

 

 

屋号は書かないけど、価格に劣る味覚体験のお店もある。

本物のパンを米国、欧州、豪州といった小麦の生産国でパンを食べた日本人は少ないのかも。

欧州のパンは特徴がありすぎて、好き嫌いはわかれるかもしれないけど、プレッツェルのように実に美味いパンだってあるんです。

 

日本の食パンの美味しさは認めるけど、フワフワさえしていれば高く売れると思っているお店もある。

よく見かけるのは、過剰発酵のパン、或いはベーキングパウダーを入れて膨張させただけのもの。

そういうパンは香りも味も薄いので美味しくないのだ。

 

 

それに対して、ホームベーカリーで焼いたパンは、噛むとイースト菌や小麦の香りが鼻腔に飛び込み、歯ごたえも楽しめる、というパンです。

 

ということでホームベーカリー機を準備して焼きあがったパンをパシャリ。

干し葡萄を入れたので少し甘めの香り、イーストと小麦の香り、噛みごたえの全てが揃い、ほぼ完璧なパン。

 

そりゃ、百貨店で売られているパンにはかなわないかもしれないけど、安く美味しいパンを食べるには1番の方法です。

 

不満があれば自作する。

これ、生活者の対抗策ですな。

 

下のリンクにある2機種なら、お値段と焼き上がりに納得感があるはずです。