201812(2) JAL羽田発ニューヨーク行きエコノミークラス(HND-JFK、B777-300)のレビュー 〜エア吉野家、RED-U35等食事が素晴らしい〜

作成日:2018/12/05

更新日:2019/06/02

羽田発ニューヨーク行きのJAL便です。

結論から言うと、ANAも良いけどエコノミークラスならJALです!

最近は、ジャルパックの海外ツアーは、お買い得感を出そうと企画に工夫をしているので、時々内容をチェックしてはいかがでしょうか?

目次

B777-300は、JALの国際線中長距離の主力機体。

最新型ではありませんが、実に快適です!

 

デザインはプレミアムエコノミークラスと統一感があります。

JALに乗ってるという実感が出ます。

 

今回搭乗したB777-300の座席数は244人。

シートクラスは4クラスもあって、ファーストからエコノミーまで勢揃いしてます!

 

公式でのシートマップはこちらをご覧ください

ビジネスクラスのシートはスタッガード(いいですねぇー)。

座席配置図を見ると、この大きさの機体に密度高く4クラスを上手に割り当てています。

シート

座席の幅は47cm、前後のピッチは84〜86cm。

 

ブランケット、ヘッドフォンの他、首枕も用意されて有り難いことです。

エコノミークラスとは言え長時間登場が考慮され嬉しい。

 

首枕を試しましたが、私の場合は無い方が寝つきやすかったです。

体格や首のサイズも関係あるかも知れません。

相性ばかりは何とも言えないので、マイ首枕を持ってる人は持参した方が良いです。

 

ヘッドフォンは最後に書いてますが、何とかならないかというレベル。

これがSKYTRAX FIVE STARなのか、と逆に唖然とします。

 

長時間の国際線では、エンタメと食事しか楽しみがありません。

マイヘッドフォンを持つ人は持参推奨。

モニターとテーブル

モニターは10.6インチ。

プレミアムエコノミーの12.1インチと比べると当然ながら小型です。

モニター下に張り付いてる銀色のものがコントローラー。

 

テーブルは前席背面から、二つ折りになったプレートを手元に倒して展開するもの。

JALのプレミアムエコノミーは、一枚板で使い易いのですが、エコノミークラスは二つ折り。

このテーブルは目立った突起物が無いので、パソコンを置いて作業しても傷つけることは無さそうです。

RED-U35のハヤシライスは見た目以上の美味しさ

離陸2時間目安に出る食事、それが噂の「RED-U35」です。

JALのプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスを対象に、料理コンペティション「RED U-35」の上位入賞者6名の食事を機内食に採用したもの。

 

三ヶ月毎に2名のシェフのメニューが登場するそうで、私の搭乗時はハヤシライス!

他のメニューを知りませんが、久しぶりに美味しいハヤシライスを食べました。

ハヤシライスとはいえ、旨味濃厚なので、濃厚なビール「エビスビール」をお願いしてます。

サラダ油を過剰に注入したインチキな濃厚さではありません!

旨味が濃厚なので正統派の料理でした。

 

さて、ハヤシライスのフィルムを剥がしましょう。

 

どうですか!

食べた感想は、機内食なのに美味しいハヤシライスです。

塩味は地上の時よりも濃いはずですが、喉が渇いて仕方が無いという状況にはなりません。

塩味を強くせずに、美味しく感じさせるには旨味が必要なんです。

旨味を作るには高コストの食材が必要なんですが、機内食でこの旨味を出すとはなかなかの腕前です。

 

お米も美味しい。恥じることのないご飯です。

エコノミークラスなら上等でしょう!

コストをケチると直ぐに味覚に響くのがコメです。

言葉で表現できずとも、食べたら分かります。

 

その一方で、野菜もたっぷり用意してくれているので、飽きずに食べられるので、完成度が高い。

Air Yoshinoya
Air Yoshinoya

着陸二時間前に出る2回目の食事はエア吉野家です!

機内食ですよ。

 

美味しいか?と訊かれると困るけど、楽しいか?と言われたら「もちろん!」と答えます。

 

牛丼にサラダも付いてます

意外に「吉野家らしさ」は踏襲していて、左上から、フルーツ、サラダ。

手前左は液卵、紅生姜、そしてご飯と牛肉がセットされた紙食器!

 

店頭で食べる定番メニュが揃っていることに気づきましたか?

しかも食器の横には吉野家の商標がプリントされていて、徹底した吉野家感。

Air Yoshinoya
Air Yoshinoya

牛丼の作り方

作ると言っても簡単です。

レンジアップされたご飯と牛肉へ、少し作業するだけです。

 

まずは紙食器を開けると、下の写真のように内側に容器があります。

この中には牛肉が入ってますので、一旦牛肉を横に置きましょう。

牛肉の入った容器を取ると、下にご飯があります。

丸く見えますが、おにぎりではありませんよ。

Air Yoshinoya
Air Yoshinoya

そのご飯の上へ、横においた牛肉をかけましょう。

ショートプレートと言われる定番の牛肉と玉ねぎ、そしておつゆが見えます。

 

うん、吉野家です。

Air Yoshinoya
Air Yoshinoya

下の写真をご覧ください。

牛肉をかけたら、紅生姜を乗せて牛丼、エア吉野家の完成です!

と言った具合です。

 

もう一度言いますが、美味しい!というより、楽しいメニューです。

まさか、飛行機の中で牛丼食べられるとは誰も思いません。

 

紅生姜が効いた牛肉を食べると、完璧に吉野家です。

こういう楽しさはありです。

 

ハワイは除きますが、JALの欧米路線に乗ったら吉野家を食べられます。

対象便に乗ったら遠慮せずに、是非一度はお試しください。

Air Yoshinoya
Air Yoshinoya

このヘッドフォンを選定したことに不信感

下の写真が、ヘッドフォンです。

見た目から想像できるように、静かに音楽を楽しめるヘッドフォンではありません。

音漏れもあるし、エンジン音が耳に入ってくるわで、映画や音楽を楽しむ没入感はいまひとつ。

 

インイヤータイプだったら少しは良かったのにと思いながらの14時間でした。

このヘッドフォンは良くない。どんな基準で選んだのか全く分かりません。

Headset for Economy Class
Headset for Economy Class

マイヘッドフォンを検討

ワイヤレスノイズキャンセリングは今一番の旬を迎えているガジェットであるとは分かっているのですが、今使っているウォークマンが壊れていないので、買うのはもう少し先になるかなあ。

防滴機能をつけたい人は一択です。 WF-SP700N(ソニーストア) ですね。

ソニーストアで買う時の特典は紛失保険をかけられることです。

 

完全ワイヤレスの場合、片方紛失といったことが起こります。

でも、失くした片方だけ5,000円(税別)で届けてもらえる特別な保険を適用できます。

ソニーストアで本体購入と同時で加入出来ます。

 

気軽に買えるモデルはこれ!

JALの長距離エコノミークラスに乗るならヘッドフォン持参をお勧めします。

 

用意されたヘッドフォンを使うくらいなら、ソニーのMDR-ZX110NCがいいです!

お値段は4千円弱ですし、航空機用接続端子を買っても5千円でお釣りが出ます。

 

手軽に使えるノイズキャンセリングヘッドフォンとして使う分には十分な機能を持っているので、これから何度も旅行することを考えれば、十分元を取れます。

1番のオススメは食事ですね。

RED-U35、エア吉野家といい、エコノミークラス搭乗者の楽しみに力を入れてくれている様子がヒシヒシと伝わります。

 

ということで、JALの日米路線に乗った感想をまとめると...

  • CAの皆さんの接客は丁寧で好印象!
  • RED-U35は美味しかった(本当に美味い)
  • 吉野家は楽しかった(楽しい!味覚の方は察してください)
  • ヘッドフォンはお粗末(ノイズキャンセリングヘッドフォンを欲しくなった)

 というお話でした。

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